約 1,405,098 件
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三國志VIII 三國志VIIIID+ゲーム名君主の場合、都市金MAX 新しい武将を作るときのボーナス能力ポイント100 新武将作成時、ふりわけポイント100 新武将1人目の特技を全て取得、戦法が全て「極」 行動力MAX 金9999 治安100 技術1200 戦争時プレイヤーの兵士20000固定(攻撃時) 全武将と親密度が好意以上 ID+ゲーム名 _S ULJM-05240 _G SANGOKUSHI 8 君主の場合、都市金MAX _C0 TOSHIKINN MAX _L 0x205E8030 0x0001869E 新しい武将を作るときのボーナス能力ポイント100 _C0 NEW BUSYOU POINT 100 _L 0x817E9970 0x00020004 _L 0x00000064 0x00000000 新武将作成時、ふりわけポイント100 _C0 SHINBUSYOU NOURYOKU 100 _L 0x817E9960 0x00060004 _L 0x00000064 0x00000000 ↑新武将作成時、各能力の最大値と振り分けポイントが100になります。 新武将1人目の特技を全て取得、戦法が全て「極」 _C0 1RIME TOKUGI ALL _L 0x205D1BC0 0xFFFFFFC0 _C0 1RIME SENPOU MAX _L 0x205D1BC4 0xDDDDDDDD _L 0x205D1BC8 0x0DDDDDDD 2人目以降は +BC h 行動力MAX _C0 KOUDOURYOKU 200 _L 0x005D1B93 0x000000C8 金9999 _C0 MONEY 9999 _L 0x105D1BD8 0x0000270F 治安100 _C0 SECULITY 100 _L 0x005D7324 0x00000064 技術1200 _C0 TECHNOLOGY 1200 _L 0x105D7328 0x000004B0 戦争時プレイヤーの兵士20000固定(攻撃時) _C0 HEISHI20000 _L 0x210E6A50 0x00004E20 全武将と親密度が好意以上 _C0 shinmitudo ALL koui ijou _L 0x805DA9A0 0x00980001 _L 0x000000D5 0x00000000
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今日 - 合計 - 三國志VIIIの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時25分53秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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三國志VII 機種:PC,PS,PS2,PSP 作曲者:長谷川智樹 発売元:コーエー 発売年:2000年 概要 三國志シリーズの第7作目。今作は君主だけでなく一般武将でもプレイできるようになった。 音楽は『項劉記』でも担当した長谷川智樹氏が作曲。秋の曲は名曲。 長らくサントラは未発売だったが、『「三國志」30周年記念歴代タイトル全集』にてサントラが付属された。 また音楽プレイヤーなどでゲームCDを再生すればBGMが聴ける。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 補足 順位 乾坤 オープニング 青史 メニュー画面 戦略・春宵 政略画面・春 戦略・万緑 政略画面・夏 戦略・蕭瑟 政略画面・秋 戦略・玄冥 政略画面・冬 使命 使者到来 哀悼 君主死亡 軍議 軍議 野戦・曹魏 曹操の防衛戦 野戦・東呉 孫権の防衛戦ゲームでは未使用 野戦・季漢 劉備の防衛戦 野戦・温侯 呂布の防衛戦 野戦・新星 新武将君主の防衛戦 野戦・北伐 大陸北部の戦場 野戦・南征 大陸南部の戦場 両虎相搏 一騎討ち 金城湯池 攻城戦(対君主) 銅牆鉄壁 攻城戦(対武将) 瑞祥 出世イベントなど 凶兆 董卓暗殺イベントなど 祝宴 宴会イベントなど 別盃 下野イベントなど 折戟 バッドエンディング 光輝 エンディング 一統 スタッフロール サウンドトラック 三國志歴代サウンドトラックCD 三國志30th anniversary 「三國志」30周年記念歴代タイトル全集に付属。
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ニコニコ動画にうpされている三国志プレイ動画のまとめ一覧(初代~8) 動画が投稿された日から48時間は新着と表示されます +※編集者向け 初代三国志-三国志8関連テーブル改廃 ←既存のタイトルの編集はこちらから行った方が便利かもしれません。新規タイトルを追加したい場合は通常編集してください。 新着動画の情報を追加するに当たっては、動画の投稿時間の更新も忘れずに行なってください(wiki編集の時間ではありません) そうしないと新着の表示がされません。 解説ページの作り方 解説ページテンプレート 便利なwiki構文 プレイ動画投稿史(三国志) 初代三国志 三国志2 三国志3 三国志4 三国志5 三国志6 三国志7 三国志8 初代三国志 タイトル Part1 最新 リスト 備考 FC版三国志をちょっと弄ってみた 動画 リスト 単発 ↓を開始 FC版初代三国志~白馬将軍~ 動画 その22(終) 完結 シナリオ1クリア 続・FC版初代三国志~白馬義従~ 動画 その18(終) リスト 完結 ↑の続き シナリオ5 初代三国志 顔グラを機種別に比較してみた 動画 単発 三国志2 タイトル Part1 最新 リスト 備考 【実況】新君主で中華統一! その1 最終回 リスト 完結 SFC 李傕レベル3で縛りプレイ 第1幕 第17幕 リスト 完結 SFC 【メガドライブ】新君主のプレイ動画 Part 1 Part 51 リスト 完結 MD 追加シナリオ 悲しき運命の孔融を救え! part1 part3 リスト 完結 X68K ↓を開始 追加シナリオ 陳宮以外の忠誠など要らぬ! part1 part7(終) 完結 x68k 【裏技】貂蝉イベント PC88 定番シリーズ(Win) 単発 PC版 【裏技】祝勝会 失敗 成功 単発 PC88 新君主でサクサクプレイしてみる Part01 Part03 更新停止(2007/6/17) PC98 【ガイコツ動画】三国志Ⅱを実況プレイ その1 その9 リスト 更新停止(2009/3/12) SFC シナリオ3を新君主で縛りプレイ part01 part16 リスト 更新停止(2009/11/22) SFC 【鳴かぬなら】劉備で土下座【鳴かせてみよう】 part1 part12 投稿者削除 SFC 新君主で天下統一するぜ! 第一話 第十六話 リスト 投稿者削除 Win 三國志IIをのんびりと実況プレイ Part.1 Part.2 リスト 投稿者削除 【実況プレイ】髭と兜と三国志II Part.1 Part.9 リスト 実況 三国志3 タイトル Part1 最新 リスト 備考 弱小君主プレイ日記 その1 その6 リスト 完結 【SFC】三国志Ⅲ攻略 第1回 最終回 リスト 完結 SFC 【実況プレイ】サクサクと中国統一してやんよ!三国志Ⅲ編 パート1 パートFinal リスト 完結 中国武将殲滅に挑戦 首1つ目 首20個目 完結 投稿者削除 【SFC】三国志Ⅲ縛り実況 ~武をもって中国を制す~ 第一幕 第最終幕 【SFC】三国志Ⅲ~秦帝王・劉禅VS健康護 第一部 第最終部 三国志4 タイトル Part1 最新 リスト 備考 三國志Ⅳで中国征服してみる その1 その54 有志リスト 完結 【パクり】三国志4をやってみた Part01 Part52 リスト 完結 三國志IVで二番煎じしてみる 其之壱 最終回 リスト 完結 ニコニコキャラを無理矢理三国志Ⅳに参戦させてみる 1 第62ターン リスト 完結 苦境を乗り越えるべく三国志4を実況プレイ 1 50 リスト 完結 説明書も読まずに血の海の中国統一する 一日目 五日目 更新停止(2007/6/15) ひぐらしメンバーで中国統一に挑戦 part1 part21 更新停止(2007/8/14) 最弱喬瑁でプレイ 動画 Act4 リスト 更新停止(2008/5/4) 三国志~涼書董白伝 OP 第30話 タグ HDDクラッシュにより打ち切り 一騎打ちと計略だけで全国統一を目指す part001 part020 リスト 更新停止(2008/9/8) 教祖様の野望 第1話 第16話 リスト 更新停止(2009/7/15) 【ゆっくり】ゆっくりで逝く三国志4【実況】 part01 part07 リスト 更新停止(2010/3/21) 霊夢で三国統一してみる その1 その18 リスト 投稿者削除 弱小君主で三国志4 その1 その3 投稿者削除 ( ・´ー・`)顔白虎の中華統一 ゆっくり実況 #1 #9 リスト ゆっくり実況 サトリンのチャレンジ実況プレイ『三国志Ⅳ』 Part1 Part10 リスト 零陵太守、天下を窺う Part1 Part16 リスト 三国志5 タイトル Part1 最新 リスト 備考 袁術で皇帝を目指す 第1夜 最終夜 タグ 完結 三國志Vを王朗でプレイ 其の壱 其の伍拾壱 リスト 完結 次作:三國志Ⅷも王朗でプレイ 地味な君主だと思う孔伷で実況プレイ その01 最終回 リスト 完結 前作:地味相馬家実況 一騎討ちモード 1 3 単発 一騎討ちモード 武将風雲録シナリオ1 動画 - 単発 厳白虎の野望 Part1 Part28 タグ 更新停止(2007/8/26) 三国志5(孔融編) 弱小国家で天下を狙え PART1 投稿者削除 【PS版】 三国志Ⅴ ⑨でもできるゆっくり天下統一 part1 part29 リスト ゆっくり実況 完結 三国志6 タイトル Part1 最新 リスト 備考 三国志6を雍闓でプレイ 動画 35 検索 完結 三国志6PK-戦術シミュレーションモード- 孫策編-1 司馬懿編-5 リスト 完結 一騎打ちモード勝ち抜き戦をしてみた 動画 2 単発 東方三国志6 OP 16.75 更新停止(2007/10/14) 徴兵しないで天下統一を目指す part1 part7 リスト 更新停止(2010/11/18) 『三國志Ⅵ』のショートシナリオに挑戦! part1 Part2 リスト 削除 実況 [10分1本勝負]末弟・張飛 ~桃園の絆~ 動画 - リスト [10分1本勝負]合従連衡 ~乱世之常~ 動画 - 新たなる三国志 Part1 Part6 三国志7 タイトル Part1 最新 リスト 備考 天下に名を轟かすべく三国志7を実況する part1 part40(完) リスト 完結 三国志Ⅶ ゆっくり実況プレイ 三文字以上の武将縛り その1 その76 リスト 完結 実況 PS2版 魔理沙たちは三国志Ⅶで遊んでいきました 0話 19.5話 リスト 更新停止(2008/12/7) im@s白馬将軍 (⇒im@s) 第一話 第三十三話(後編) リスト 更新停止(2009/10/6) 雑兵、曹操のすねをかじる その1 その7 完結 運営削除? 【三國志ⅦPK】馬騰プレイ・上級 その1 その30 投稿者削除 三国志8 タイトル Part1 最新 リスト 備考 曹操がプロデュース業を始めたようです (⇒im@s) その1 ED おまけ リスト 完結次作:がんばれ氏康くん(革新) 至って普通に呂布でプレイ 1-1 39-3 リスト 完結 自重しないで劉備でプレイを開始 ひぐらし部活メンバーで葉鍵三国志に挑んでみる その01 その33 リスト 三國志VIIIも王朗でプレイ 1 57 リスト 完結 前作:三國志Vを王朗でプレイ 【三国志Ⅷ】世界史の偏差値38だったOLが歴史に名を刻む【実況】 part1 part71 リスト 完結 実況 【嫁を探そう】三国志8をたんたんと 1 39 リスト 完結 実況 【三国志Ⅷ実況】非情に三国志 その1 その100 リスト 完結 三国志8天帝伝 予告 第4話 リスト 更新停止(2008/1/11) 逮捕しちゃうぞ中華統一 01 02 投稿者削除 毒をもって三国志を制す Part.01 Part.10 リスト 投稿者削除 完結 自重しないで劉備でプレイ 第0回 最終回後篇 蛇足 リスト 投稿者削除 完結 【三国志Ⅷ】戦術キャンペーン 魏1 魏2-2 リスト 投稿者削除 劉繇残夢(旧題:劉繇で北北西に進路を取れ) part.1 壱(前篇) 壱(後篇) リスト 旧題part9-2の次が新題壱投稿者削除 三国志中国放浪日記 第1回 第11回 リスト 投稿者削除 実況 三国志VIII with PK 雑魚武将の野望 Part1 Part24 リスト 字幕プレイ コメント欄 名前 コメント
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194年中国と1550年西日本を融合した半架空シナリオ。 あらすじ 時は西暦194年大陸ではもはや名ばかりの漢王室に見切りをつけ、有力な諸侯達が割拠。 中原を覗う。 時を同じくして日本では「下克上」の名のもとに各地の大名達が上洛を夢みていた。 大陸と日本 両国を股にかけた強者達の伝説が今始まる。 (OPより) 入手先 戦国史旧作シナリオ復興委員会 備考 シナリオデータ シナリオ名: 三国志vs戦国史(西日本) 作者: taka-mura 現バージョン: - 最終更新: 2006年1月31日更新 動作環境: SE◎ FE○ 旧× 規模: 中国大陸及び日本 開始年月: 194年1月 大名家数: 225 城数: 445 武将数: 1733 攻略難易度表(難 S ~ F 易) S A B C D E F キャプチャ画像 リプレイサイト 関連項目 以下、加筆求む
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三國志VI 機種:PC, PS, DC, PSP 作曲者:津野剛司(つのこうじ) 発売元:光栄 発売年:1998年 概要 「三國志」シリーズの第6作目。今作は細かいパラメータが振り分けられているなど武将に重点を置いている。 また『三国志演義』に登場しない『正史三国志』の人物が登場するなど、武将数も大幅に増えた。 音楽はハードの進化によって、機種ごとによる音源の差が解消しようやく安定するようになった。 作曲は過去に光栄の『水滸伝 天導一〇八星』や『GOTHAII 天空の騎士』を手掛けたつのこうじ氏が担当。 NHKでも良く使われる「衆議一決」やなかなか聴く機会のない「水軍来襲」が人気。 収録曲 曲名 補足 順位 黎明 オープニングムービー 興亡の序 シナリオ選択 旅立 政略画面(支配都市1~4) 流亡 政略画面(支配都市5~10) 諸国繁栄 政略画面(支配都市11~16) 群雄割拠 政略画面(支配都市17~) 華北隆々 政略画面(曹魏) 大河悠々 政略画面(孫呉) 豊穣の地 政略画面(蜀漢) 使者来訪 廟議 桃宴 寂寥 君主死亡 衆議一決 出撃準備 竜攘虎搏 一騎打ち 覇城攻略 攻城戦 烈火雷風 野戦(平地) 水軍来襲 水上戦 劣勢 劣勢戦 策謀の砦 野戦(山岳地帯) 聖なる戦 皇帝戦 勝勢 勝利 散走 敗北 回春 天下統一 城跡 流星 サウンドトラック 三國志歴代サウンドトラックCD 三國志30th anniversary 「三國志」30周年記念歴代タイトル全集に付属。
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ショウイク(鍾毓) 中国三国時代の魏の政治家。 三国志演義に登場する。 関連: ショウヨウ(7) (鍾繇、父)
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ウィキペディアより引用します。 読むのが面倒だ!という方は日本における三国志の受容と流行までの文を読んでから 管理人が最後に書くまとめみたいなんでも読んでみてください。 といっても管理人もあまりよんでませんが。 三国志(さんごくし)は、中国の後漢末期から三国時代にかけて群雄割拠していた時代(180年頃 - 280年頃)の興亡史である。“三国志”と呼ばれるのは、ほぼ同時代の歴史家陳寿(233年 - 297年)がこの時代の出来事を記録した歴史書の名前が、『三国志』であることにちなむ。 「三国志」とはその名のとおり、魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の三国が争覇したことから付いたものであり、三国時代のことを叙述した歴史書が、元蜀の家臣で後に西晋に仕えた陳寿によって『三国志』と名づけられた事に由来する。この時代の曹操・孫権・劉備らが争い合ったことは一般にも良く知られている。 その後、歴史書の『三国志』やその他の民間伝承を基として唐・宋・元の時代にかけてこれら三国時代の三国の争覇を基とした説話が好まれ、その説話を基として明の初期に羅貫中らの手によって『三国志演義』として成立した。 「三国志」の世界は『三国志演義』を基としてその後も発展を続け、世界中に広まった。 日本における三国志の受容と流行 正史の受容 『三国志』の伝来時期は正確には判明していないようである。 天平宝字4年(760年)に成立した『藤氏家伝』大織冠伝には蘇我入鹿の政を「董卓の暴慢既に國に行なはる」と批判する記述があり、すでに董卓の奸臣としてのイメージが形成されていた事が窺われる。 天平宝字4年淳仁天皇は舎人6人を大宰府に遣わして吉備真備の下で「諸葛亮八陳」「孫子九地」といった陣法を修得させている(『続日本紀』巻23)。 神護景雲3年(769年)称徳天皇が大宰府の請に応じて『史記』『漢書』『後漢書』『三国志』『晋書』を下賜している(『続日本紀』巻30)。これらの史書が日本国内に普及する過程を示す一例である。 藤原佐世が撰述した平安初期の漢籍目録『日本国見在書目録』には[2]当時の日本に存在した後漢時代の史料として『東観漢紀』『後漢書』『三国志』『後漢紀』『帝王世紀』を挙げる。また、平安末期の藤原通憲(信西)の『通憲入道蔵書目録』には「『魏呉蜀志』二十帖」があり、藤原頼長は読了した漢籍として「『三国志』帝紀十巻」を挙げている(『台記』巻3・康治2年(1143年)9月29日条)。 『太平記』巻20「斉藤七郎入道々献占義貞夢事付孔明仲達事」(西源院本の事書)には、大蛇に変身する夢を見た新田義貞が吉夢であると喜ぶが、斉藤道献は密かに大蛇を「臥竜」諸葛孔明の奮闘と無念の死に重ね合わせ、燈明寺畷での義貞の戦死を予感するという描写がある。この物語は曹操・劉備存命中に五丈原の役が起こるなど、史実や演義などと異同がある上孔明の出廬の場面も潤色されており、日本でアレンジされた一つの三国志物語とも言える。 中世以降、五山の学僧や江戸の漢学者は主に朱子学に基づき三国志の人物を論評した。諸葛亮が「王佐の才」を有するか否かについて鵜飼石斎はこれを肯定し、伊藤仁斎はこれを否定した[3]。 林鵞峰以降、江戸期の漢詩の題材としても三国志の人物が好まれ、特に関羽と諸葛亮が至忠の烈臣として讃えられた[4]。明治期の土井晩翠の新体詩「星落秋風五丈原」(明治32年(1899年)『天地有情』所収)もこの伝統を踏まえたものである。 明治以降の正史に基づいた史伝として内藤湖南『諸葛武侯』(東華堂 1897年)、吉川幸次郎『三国志実録』(筑摩書房 1962年)がある。また陳舜臣『秘本三国志』などの小説の一部には正史の記述が取り入れられている。しかし、吉川三国志などの急速な普及により三国志といえば、『三国志演義』の物語を指すのが通常であった。 状況が一変するのは『世界古典文学全集24 三国志』全3巻(筑摩書房 1977年 - 1989年)で『三国志』が初めて日本語訳され、1993年に文庫版が発売されてからである。これにより、一般の三国志愛好家が正史を読むことができるようになり、多くの人々が『三国志演義』により固定化されていたイメージに疑問を持つようになった。これ以後、正史を基礎とした三国志の解説書が多数登場し、漫画やゲームなどにも正史を基にした作品が現れるようになる[5]。ただし、これらの作品はいずれも横山三国志(漫画家横山光輝)など従来の演義ベースの設定に拠っている部分も多く(特に人物の外見や武具など)、純粋に正史に基づいた作品というよりは、演義に基づいた三国志ブームの中で人物設定や出来事など一部の事柄を正史に基づいて再構成したという意味合いが強い。 三国志演義・大衆文化の受容 『三国志演義』の伝来時期は確定されていないが、江戸初期には『演義』受容の記録が漸く増加し、詩文などの中に演義の影響を受けたものも見られる。[6]林羅山は慶長9年(1604年)までに『通俗演義三国志』を読了した[7]。また、元和2年(1616年)に徳川家康の遺志により駿府の文庫から水戸藩・尾張藩へ移された書籍の内に『演義』があった[8]。 『三国志演義』の日本語訳として、元禄2年(1689年) - 5年(1692年)に湖南文山(『大観随筆』によれば天龍寺の僧義轍および月堂の筆名)『通俗三国志』が刊行される。これは日本語完訳された初めての外国小説であり、満州語版に次いで2番目の外国語訳『三国志演義』である[9]。同書は以後も再刊を繰り返し、葛飾戴斗(葛飾北斎の弟子))の錦絵を付した池田東雛亭編『絵本通俗三国志』(天保7年(1836年) - 12年(1841年刊)が人気を博し、明治には幸田露伴『新訂通俗三国志』(東亜堂書房 1911年)がある。 明治以後には『通俗三国志』以外にも諸種の訳が現れ、明治期には久保天随『新訳演義三国志』(至誠堂 1912年)が名高い。戦後は小川環樹・金田純一郎『三国志』(岩波文庫 1973年 改版88年)、立間祥介『三国志演義』(平凡社 1958年、徳間文庫 1983年)、井波律子『三国志演義』(ちくま文庫 2003年)、渡辺精一『新訳三国志』(天・地・人の巻 講談社 2000年)があり、これらの訳本は改稿・重版を経て現在も通行している。 『通俗三国志』の刊行以後、大衆文化にも三国志が普及し歌舞伎においては早くも文化8年初演「助六由縁江戸桜」に「『通俗三国志』の利者関羽」という台詞が出る。また万延元年初演「三人吉三廓初買」では「桃園ならぬ塀越しの、梅の下にて」義兄弟の契りを結ぶ場面がある。また元文2年初演の作品に「関羽」というそのものずばりの題名もある。近年では市川猿之助のスーパー歌舞伎『新・三国志』がある。 洒落本では夢中楽介の『通人三国師』(天明元年(1781年)刊がある。劉備が吉原で料亭を営むところに借金を抱えた孔明が転がり込み、さらに仲達が押し掛けるが孔明の計略で撃退される、という筋立てである。このような三国志のパロディは文人のみならず読者層にも三国志の物語が広く敷衍していたことを示すもので、江戸人の『演義』読解への熱意を見出す見解がある[10]。 曲亭馬琴は羅貫中ら中国の小説家を崇敬し自らを羅貫中になぞらえており、読本の表現手法において『三国志演義』に負うところが大きい[11]。その一方、随筆においては関羽に対する辛らつなコメントを残している。 戦国の人物を三国志の登場人物になぞらえることも行われ、竹中半兵衛は諸葛亮に擬せられ[12]、豊臣秀吉・徳川家康は諸葛亮の智謀・関羽の勇を兼備した武将と評された[13]。 明治以後は『三国志演義』をもとにした時代小説も多く現れるようになり、児童向けの野村愛正『三国志物語』(大日本雄弁会講談社 1940年)などがあるが、戦後の三国志ブームの礎となったのが吉川英治の新聞小説『三国志』(『台湾日日新報』等に連載。単行本は大日本雄弁会講談社 1948年・六興出版 1956年)である。戦闘シーンなどの冗長な描写を省き、人物像にも独自の解釈を取り入れた格調高い歴史文学として評価されている。また、中国人と日本人との感性の差を考慮し、日本人にとって受け入れがたいエピソード(劉備をもてなすのに劉安が妻を殺してその人肉を提供するなど(鉢の木のエピソードの原型版))に作者のコメントを寄せるなどの改変を行っている。それまで単なる悪役扱いだった曹操を、人間味あふれる乱世の風雲児として鮮やかに描いているのが特徴である。日本では、吉川三国志が事実上の底本となっている。これ以後柴田錬三郎『三国志』(鱒書房 1955年)『柴錬三国志 英雄ここにあり』(講談社 1975年)『柴錬三国志 英雄生きるべきか死すべきか』(講談社 1977年)[14]、陳舜臣『秘本三国志』(文藝春秋 1974年)『諸葛孔明』1991年 『曹操』1998年(各.中央公論社 のち同文庫)、北方謙三『三国志』(角川春樹事務所 1996年)、安能務『三国演義』(講談社 1999年)、宮城谷昌光『三国志』(文藝春秋 2004年)を代表とする「三国志」小説が次々と登場する。 戦後のメディア作品としては吉川三国志をそのまま漫画化した横山光輝の漫画『三国志』や人形劇の『人形劇三国志』などが高い評価を受けた。また、曹操を主人公とした漫画である『蒼天航路』も高い評価を受けている。ゲームについては、『三國志シリーズ』や『真・三國無双シリーズ』などがヒット作品となっている。2008年には、ジョン・ウー監督のもとで「赤壁の戦い」をメインにした映画『レッドクリフ』が公開され、ヒット作品となっている。 高度成長期のビジネス競争の過熱の中で、競争を生き抜く知恵や企業のリーダー像の見本として、『孫子』などともに『三国志演義』もしばしば引き合いに出され、『三国志演義』に学べとしたビジネス書が多数刊行された。 1980年代以降、ゲーム・漫画において爆発的な三国志ブームが起き、三国志はジャンルの一つとして定着する。その後今日に至るまで、漫画やゲームや映画やアニメとして多数の作品が出版・製作され、不動の人気を博してきた。また他にも、三国志に出てくる人物の名前やその時代観を基にした、全く違ったものが作られるなど多彩なものと成りつつある。 そしてそれら三国志を題材にした作品は、必ずしも『三国志』あるいは『三国志演義』に忠実なものではなく、大きく改変が加えられているものも多い。特に顕著な傾向として、諸葛亮死後以降の展開については省略が目立ち、晋の統一に至るまで忠実に描き切った『三国志』作品は国内では皆無である。また、「もし、こうなっていたら」という仮定の設定で作られているものや、君主の設定が少し違うもの、あるいは基になっている人物の性別を換えているものなど、多種多様な作品が存在している。 三国志とは蜀の臣下の陳寿という方が記した歴史書だったんですね。 みなさん三国志は吉川三国志やその漫画版 横山光輝の三国志、 あるいはコーエーのゲーム三国志、三国無双。今年はレッドクリフなどの方がほとんどでしょうが ほとんどが三国志演義ベースなんですね。 北方謙三などが正史ベースです。 蒼天航路はどっちかな? えぇ?正史とか演義って何?ってかたは正史と演義を。 興味をもっていただけましたか? このwikiを読み通せばあなたも立派な 三国志オタク!!
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三國志VIII 【さんごくしえいと】 ジャンル 歴史シミュレーションゲーム 対応機種 WindowsMacintoshプレイステーション2プレイステーション・ポータブル 発売・開発元 コーエー 発売日 【Win無印】2001年6月29日【PS2無印】2002年1月24日【Winパワーアップキット】2002年1月25日【Mac】2002年2月22日【WinDVD-ROM版】2002年10月25日【PS2withパワーアップキット】2003年4月3日【PS2定番シリーズ】2006年1月19日【Winソースネクスト無印】2006年3月31日【PSP】2007年3月21日【Winソースネクストパワーアップキット】2007年6月22日【PSP the best】2008年11月13日【PSP定番シリーズ】2012年7月12日【Winシブサワ・コウアーカイブス】2017年8月30日 定価 無印11,800円パワーアップキット3,800円withパワーアップキット13,800円(各税別) 判定 なし ポイント 50本を超える大量のシナリオと新要素追加の全武将プレイ 三國志シリーズ ※現在、当記事はWin版に基づいて書かれており、コンシューマ版とは一部異なっている可能性があります。 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 コーエーの歴史シミュレーション『三國志』シリーズの8作目。同時に8人までプレイが可能。 前作に引き続き全武将プレイとなっており、親密度・民心掌握度・鍛錬による能力上昇などの要素が引き継がれている。 特徴 1年ごとのシナリオ 黄巾の乱の184年から第五次北伐の234年までの全ての年、計51本のシナリオが存在し、黄巾の乱終息後の韓遂・区星・張挙といった地方反乱勢力や、袁紹死後の分裂し衰退した袁家でのプレイも可能になっている。 「お勧めシナリオ」として、大きな事件の起こった年とその時活躍した武将がピックアップされているので、迷ったらそこから選ぶ事もできる。「兗州攻防戦」の張遼様なんて、どうですか?(*1) パワーアップキットでは、呉の全琮が寿春を攻めた241年(*2)・夏侯覇が蜀に亡命した249年・蜀滅亡寸前の263年の3つのシナリオが追加されている。 放浪軍 昔のシリーズにあった、君主が都市を捨てて放浪する放浪軍システムが復活している。 劉備・呂布・孫策・馬超、そして黒山賊の張燕がシナリオ開始時から放浪軍を率いている。 軍団 君主と太守の中間の身分として軍団長が新たに登場、複数の都市を管理する軍団長を任命できるようになった。 名声と悪名 勢力に所属して功績を挙げる、イベントで領民の陳情を聞き入れるなどで名声が上がり、処断されにくくなる、張昭のような無名だと会ってくれない武将が面会に応じてくれるようになる、鼓舞が成功しやすくなるなどのメリットが得られる。 略奪を行ったり名声の高い人物を殺したり民の陳情を断ったりすると悪名が上がり、多くの武将に面会を断られたり、君主の時には連合(後述)を組まれて諸侯から袋叩きにされるなどのデメリットを蒙る。 また、名声が高くても悪名も高い武将は斬った時の悪名上昇量が少なくなり、全く上がらないこともある(*3)。 好敵手 一般身分の時、同じ都市にいる同僚がプレイヤー武将に対してライバル宣言をしてくる事がある。 どこかの佐々成政と違い悪態をついたり面会を拒否したりといった事はなく、時々様子を見に来ては自分とこちらの功績を比較して「もっと頑張ってもらわねば困るぞ」と叱咤したり「わしももっと頑張らねば」と奮起したりする、こちらの実力を認め切磋琢磨する正統派ライバルとなる。戦争で共に出陣した際にも張り合おうとして士気が上がる。 好敵手となるのは同じ都市にいる同僚のみであり、どちらかが異動になると関係は解消されてしまう(*4)。曹操と劉備のように君主同士で好敵手となる事も無い。 義兄弟 親密度が最高の「敬愛」になった武将から義兄弟の契りに誘われる事があり、受ければその武将と義兄弟になる事ができる。 君主と義兄弟の武将はプレイヤー担当でない限り裏切る事は無い、義兄弟から登用の誘いが来ると必ず受けるなど、劉関張のような強い絆が再現される。 また、戦争で義兄弟と共に出陣すると士気が上がる、義兄弟が敵に捕まると親子や兄弟の時と同様に救出を誓い士気が上がるといったメリットもある。 結婚 条件を満たすと結婚イベントが起き、結婚することができる。 汎用イベントの結婚相手用人物の他、二喬のような史実の人物、貂蝉や祝融のような演義の登場人物が武将の配偶者として登場する。 残念ながら武将同士での結婚はできず、結婚イベント用に用意された人物とだけ結婚する事になる(*5)。 パワーアップキットでは結婚相手との間に子供が生まれ、元服までの間、選択肢で子供の能力が左右される子育てイベントが起こる。 パワーアップキットなら親密な武将から顔と名前がランダムな結婚相手を紹介してもらう事もできる。無印では女性武将用の男性結婚イベント人物が2人しかいなかったが、これにより選択肢が広がった。 武将に紹介してもらった結婚相手との間に生まれた子供は、子育てイベントに多少左右されるものの、概ね親である担当武将と紹介武将の中間程度の能力になるので、有能な武将に紹介してもらうと有利。 仇敵 『V』や『VI』で見られた嫌悪武将フラグの要素を発展させたもので一族や義兄弟の武将を殺害すると殺害された武将の一族ならび義兄弟から恨まれるようになり、面会が出来なくなったり襲撃されたりと様々なデメリットが発生する。 シナリオによっては最初から設定されており、父孫堅を殺された孫策が劉表に対して恨みを抱いているといった史実の再現も行われる。 これによって、呉の孫一族、魏の曹一族など、能力が高く親族の多い武将をうかつに斬ってしまうと多くの武将に敵対されるようになり、かなり不利になる。 連合 史実の反董卓連合のように、諸侯が連合を組んで特定の勢力を攻撃することができる。 連合参加勢力が対象勢力の都市に攻め込むと、拠点の位置に関係なく全参加勢力から援軍が押し寄せる。その大軍が集結する様子は圧巻である。 参加勢力の都市が攻め込まれた場合は援軍の集結は起こらない(*6)ため、対象勢力でプレイするなら早めに参加勢力を攻撃して各個撃破するのが望ましい。 戦法 戦闘中には計略とは別に、武力・知力の数値によって溜まるポイントを消費して使用できる戦法が存在する。 戦法には隣接する敵に大きなダメージを与える直接系、隣接する敵にダメージを与えつつ状態異常にする奇襲系、弩兵系のみが使用でき、離れた敵にダメージを与える射撃系、成功率が知力に依存し、複数の敵に割合ダメージを与え高確率で状態異常にする計略系(「計戦」と略されて表示されることも)、そして歩兵系のみが使用でき、城壁に対して大きなダメージを与える「攻城」が存在する。 戦法には1~6までの熟練度(*7)が存在し、熟練度が上がるほど成功率(計戦は有効範囲の広さ)が上がる。訓練では四までしか上げられず、伍・極に上げるためには実戦で使う必要がある。 戦法は親しい人物から教えてもらうことで習得可能。ただし兵種ごとの最強戦法は特定の戦法の熟練度が高くないと教えてもらえない。また、たまに敵から受けた戦法をラーニングする事もある。 戦法での攻撃時には敵から受ける反撃ダメージが通常攻撃よりも少ない。また、失敗しても少しだけダメージを与えられる。そのため熟練度が低くても一か八か戦法を使うという選択肢も出てくる。 騎兵系最強兵科「象兵」と弩兵系最強兵科「連弩車」は機動力が低く、それぞれの系統の最強戦法も使用不能なため、場合によっては下位の兵科を使う事も選択肢として考えられる。 戦術・策略 戦争開始前に軍議が行われ、軍勢が行う戦術と使用する策略、守備側なら罠の設置位置も決める。 戦術は軍勢の機動力・防御力・遠隔攻撃の射程・計略の成功率などに影響を及ぼし、守備側なら砦周辺に布陣するか城の前に布陣するか城に籠るかといった部隊の初期位置も左右する。 策略は総大将と参軍の知力の合計値からなるポイントを消費してストックし、総大将が通常の行動とは別枠で実行できる(*8)。参軍の部隊が壊滅すると実行不可能になる。 味方の士気を上げる「鼓舞」や、城に対する攻撃力を上げる「崩壁」などがあり、成功すれば味方を有利にできるが、一部失敗すると逆に不利になってしまう場合もある。 「鼓舞」の成功率は総大将の名声に依存するため、夷陵前の陸遜のように有能でも無名な武将だと失敗しやすい。 罠は策略と共通のポイントを消費して設置する。そのため設置しすぎると策略を使えなくなる。種類は設置位置の地形に応じて自動的に決定され、全罠共通で敵が通ると発動し(*9)効果範囲内の敵にダメージを与えて足止状態にする。位置に気をつけないと味方が巻き込まれることもあるので注意が必要。 草地や森に仕掛けられる火罠は火も発生するため他の罠よりもダメージや消火による行動消費を期待できるが、戦法や近くにある他の火罠により設置地点に火が点くと勝手に発動してしまう(*10)、雨が降っている時に踏まれると不発に終わるなどの欠点もある。 戦術と策略には総大将か参軍が特定の特技を持っていないと使えない物もある。2つの特技が必要な物もあるが、策略なら総大将と参軍が片方ずつ持っていてもOK(*11)。 評価点 膨大な数のシナリオ 「黄巾の乱」から「諸葛亮死去」までの50年間を1年単位で選択できるというのが本作最大の強みである。この特徴は以後のシリーズでは踏襲されておらず、近年の作品ではシナリオそのものが減少傾向にある為、大きなアイデンティティとなっている。 PKで追加されたシナリオはさすがに1年毎ではないもののそれまでのシリーズではあまりふれられなかった蜀滅亡寸前のシナリオなど、三國志末期のシナリオが用意され、武将も追加されている。 魏で曹芳廃立を企てた王淩(王允の甥)、蜀漢で滅亡に殉じた張遵(張苞の子で張飛の孫)など、本作からレギュラーとなった後期の武将は多い。 シナリオの全てに当時の情勢を語るオープニングが付いている。 地図上に武将の顔グラと兵士をかたどった人形が表示され、それらがナレーションに合わせて動いたり火花を飛ばしたり破壊されたりして情勢の推移が説明される。 主要な勢力に所属する武将でプレイすると、勢力ごとのオープニングイベントも加わる。袁紹死後の袁家のグダグダぶりも再現されている。 しかし、三国鼎立後の呉はひたすら日和見が強調されており、公孫淵との外交も無視されている。そのせいか、公孫淵は独自のオープニングが存在するシナリオが無い。 また、特定の武将と年代でプレイすると、個人固有のオープニングイベントも有る。例として、太史慈が母の恩人である孔融に仕官する際の母子の会話、滅亡寸前の呂布が貂蝉に心配されるなど。 能力値の成長上限 武将の能力値の成長は、上がりにくい能力値は初期値+10まで、上がりやすい能力値は初期値+20まで(*12)が上限であり、上限に近づくほど上がりにくくなるため、武将を育てる楽しみがある一方で、能力値の低かった雑魚武将が気がついたら万能の名将になっているという事態は一部の例外を除いて(*13)起こらなくなっている。 漢朝再興イベント 全都市の8割以上を支配した君主は禅譲イベントにより皇帝となるのだが、君主の姓が劉だとイベントのセリフが変化し、国号が「漢」になる。すなわち光武帝のように漢王朝を復興することになるのである。 また、プレイヤーが君主の時、ある程度勢力が大きくなると漢室を復興するか利用するかの選択肢が出るのだが、その時の選択肢と悪名によっては劉氏以外の君主で天下統一まで皇帝にならずにプレイすることも可能(*14)。 賛否両論点 訓練度の概念が存在しない 徴兵した兵士が即戦力になる。「訓練」コマンドは武将の戦法熟練度を上げるのに使われる。 「一頭の羊に率いられた百頭の狼の群れは、一頭の狼に率いられた百頭の羊の群れに敗れる。」とナポレオンも言っており、部隊の強さが率いる武将次第という考え方も有りかもしれないが…。 一騎討ちではプレイヤー側が圧倒的有利 COM武将は最初の2ターンのみ気合を消費し、以後は温存するため、最初に気合を溜めて攻守共に気合消費、防御方針を反撃ダメージの出せる「隙を狙う」にしていれば有利に戦えて敵の必殺技も無効化できる(*15)ため、武力がある程度下回っていてもまず勝ててしまう。 嫌ならあえてCOMと同様の方針で戦えば良いのだが。 連合について 過去作では反董卓連合を諸侯どうしの同盟という形で表現していたが、董卓と接していない孫堅や馬騰などは同盟関係にあるだけで実質蚊帳の外であった。それが本作では一堂に会することができるようになったため、その派手さ、圧巻ぶりは多くのプレイヤーに喜ばれた。 しかし、新たな連合が発生する際はやや問題がある。COMが連合を組む条件は「標的勢力の君主の悪名が500以上」のみであり、悪名さえ高ければ滅亡寸前の袁術だろうが弱小勢力の厳白虎だろうが容赦無く連合を組まれてしまう。 逆に大勢力でも悪名が低ければ、プレイヤーが呼びかけない限り連合の対象とならず、呼びかけても参加してくれないことが多い。このため、「力を合わせて大勢力に対抗する」という構図が生まれにくく、むしろ「弱っている勢力をさらに叩く」状況が生まれやすくなっている。 また、標的とされた君主が連合内のCOM勢力に捕まると、問答無用で斬られてしまう。最後をCOMにとられないよう注意が必要。 一方、プレイヤーから連合を組むのはほぼノーリスクで強力すぎであり、使わないことを推奨している攻略サイトもある。 連合の着想自体は悪くないものであり、後継作品でも登場している。 問題点 悪名に関して とにかく「上がりやすく下がりにくい」という仕様になっており、自由度の高さがウリの全武将プレイにおいて大きな阻害要因となっている。 通常のプレイでは数値を確認できず、パワーアップキットで武将編集画面を開かないと見られない隠しパラメータになっている。 悪名が一定値以上の武将を解雇すると、「お前の悪行は万人の知るところ」といった感じのセリフが出るのだが、その「万人」の中にプレイヤーは含まれていない。 自分の悪名については、都市にいるごろつきの反応でおおざっぱにわかる。悪名の高さによって反応が変わり、悪名高いほど恐れ入るようになる仕組み。 名声の高い武将を斬ると悪名が大幅に上昇するのだが、このために高名武将の処断は、相手の悪名が高くない限り全て公孫瓚が劉虞を斬ったような名高い人物を無用に殺す悪行と見做されてしまう。 例えば曹操が沮授を斬ったり劉備が張任を斬った時のような「登用に応じない敵の忠臣を泣く泣く処断し、後に丁重に弔う」というシチュエーションは再現できない。 そして、悪名に関する仕様で特に忌み嫌われているのが、後述する乞食である。 とにかくうざい乞食と町娘 乞食は市場で見聞すると現れ、金を恵んでくれと要求してくる。断ると悪名が上昇し、恵むと下降するのだが、断ったときの上昇量は要求金額と同値であり、恵んだときの下降量は金額の1/10しかない、というふざけた設定。 君主で金500の要求を断ると次の評定時には反プレイヤー連合の結成である。ちなみに、陳情イベントで公共工事や孤児院への資金援助を断ってもここまで大幅には上がらない。 このような設定のため、悪名を気にしないプレイ以外では基本的に恵むしかなく、悪名がないときに出会うとデメリットしか存在しない。 プレイヤーの所持金が多いと金2000程度要求されることがある。スリの銀次かよ。 町娘は開墾や商業などの仕事をするときに現れ、「近頃物騒で困っているので手を貸してほしい」と頼んでくる。断ると民心掌握度が下がり仕事の成果に悪影響が出るうえ、悪名も上がってしまう。 引き受けると治安が回復するというメリットはあるが、仕事の実行回数が1回減るためやはり成果に悪影響が出る。治安が100だと、乞食と同様にデメリットしかない。加えて、顔グラもあまりかわいくない。 戦略特権(*16)を得るため成果200%を目指している時に出て来られると特に鬱陶しい。 戦争面の問題 戦争のテンポが悪い このゲームの戦争は1回あたりの時間がかなりかかる(*17)。加えて、複数の敵都市と隣接している都市には、立て続けに敵が攻め込んで来る。 倒れた兵の大半が負傷兵として生存すること(これ自体はリアルではあるのだが)、援軍であれば行動済み武将でも出陣できること、悪名のデメリットにより処断がしにくいことなどから、一月の間に何度も攻め込まれるはめになる。この間セーブすることができず、プレイヤーにとっては忍耐の連続である。 移動後の通常攻撃にいちいち武将のセリフが入る(*18)こともテンポを悪くしている要因である。かといってオプションで演出をカットすると、今度は移動や攻撃のアニメまでカットされ、何が起こったかわからないレベルまでに省略されてしまい、痒いところに手が届かない。 COMの戦法成功率がインチキであるとの声が多く聞かれる 熟練度によって戦法成功率が異なるのだが、明らかにCPUの方が成功率が高く設定されており、バンバン決めてくる。 難易度が「上級」であるのならばCPUを有利にするためのチートとして、それまでのシリーズでもありうるのだが、難易度「初級」でもあからさまに違うというありさま。 こちらは熟練度四でも失敗しまくるのにCOMは壱の戦法を決めてくる。その上、こちらの戦法が失敗すると仕掛けた相手に罵られるおまけまでついている。 しかし、それでもCOMがアホなのでこうでもしなければ歯ごたえがないというユーザーの声もきかれる。 COMの兵科選択がおかしい 「弩兵」の特技を持っていたり、熟練度が低くても射撃系戦法を持っていると、たとえ近接用の戦法の方が得意でも高確率で弩兵系にしてしまう。逆に射撃が得意で近接用の戦法を持っていなくても弩兵系以外にしてしまう事もある。 資金の許す限り強力な兵科を優先して使うため、機動力の低い連弩車を攻撃側でもかまわず使わされる。山地の戦場で悪天候だとほとんど動けず悲惨。 初期状態で「落雷(*19)」を使える武将がいる 前作『VII』でもそうだったが、本作も初期状態で「落雷」を使える武将がいる。使えるのは、諸葛亮と龐統の2名。 諸葛亮は「落雷」を使えるだけの特技が単独で揃っており、適当な武将を参軍にするだけで使い放題。龐統も「天文」を持つ武将と組ませれば解決する。そして劉備勢力には、そのために準備したかのように「天文」持ちの簡雍(*20)がいる。 この2人がいるために、208年(赤壁の戦いの直前)の劉備勢力は、君主プレイか軍師プレイだと簡単を通り越してヌルゲー、一般武将プレイだと勢力を維持できるのはまず無理、という極端なバランスとなっている(*21)(*22)。 『演義』において「伏龍(諸葛亮)か凰雛(龐統)のいずれかを得れば天下をとれる」と司馬徽が語っているが、本作ではそれが「落雷を使えるか否か」で表現されてしまっており、何か違うと言わざるを得ない。 計略「治癒」をCOMが全く使用しない 「治癒」は味方一部隊の負傷兵を完全回復させるという強力な計略であり、倒された兵が負傷兵になる割合の大きい今作では特に猛威を振るうのだが、プレイヤーが操作できない部隊は、他にする事が無くても決して「治癒」を使うことは無い。敵だと張り合いが無いし、味方だと腹が立って来る。 この仕様のために、張角の優位性が大きく損なわれている。 その他の問題点 計略のラッシュがひどい 『三國志V』でみられた計略のラッシュが復活しており、せっかく連れてきた武将がすさまじい勢いで流言をかけられてあっという間に引き抜かれる現象が多発する。 能力値がまだインフレ気味 能力値の成長上限により前作よりは緩和されたものの、やはり後半になると90台後半の能力が珍しくなくなり、100も散見されるようになる。 一騎討ちになって然るべき場面で一騎討ちが発生しない。 一族の者や義兄弟が殺されると、殺した相手を仇敵として狙う事ができるのだが、仇敵を襲撃した時及び仇敵に襲撃された時、一騎討ちが発生せず自動で勝敗が決定するうえに、その勝敗も武力に圧倒的な差があっても低武力側が勝つことがある。袁術を斬った後、楊彪親子あたりに殺されでもしたら情けない気分になるだろう(*23)。 襲われた時に自力で返り討ちにするか助けを呼ぶか説得するかの選択肢が出ることと、暗殺失敗時に標的が負傷していないことから、不意討ちで抵抗する間もなくやられたというわけでもなさそうである。 ちなみに武将プレイの後継作である『X』では襲撃で一騎討ちになる。そちらはまた別の場面で一騎討ちになって然るべきなのに一騎討ちが発生しない事があるのだが。 在野の時に猛獣退治を依頼される事があるが、やはり一騎討ちは発生しない。 在野の時の問題 前述のように猛獣退治を依頼される事があるが、低武力でも断れば容赦なく非難され、悪名が上がる。 他の都市に移動すると、問答無用で移動先の都市に引越しさせられてしまう。他の身分では移動先から所属都市に帰る際には行動力を消費しないのだが、在野だと元の都市に戻る時にも行動力を消費してしまう。 他の身分の武将は、都市の施設を「見聞」することで、新たな在野武将を発見できることがあるが、在野の身では絶対に発見できない。在野から身を起こして、放浪軍を結成することはかなり難しくなっている。 一部の武将の所在地がおかしい 劉備軍最古参のはずの簡雍が191年まで未発見状態で幽州西部におり、192年になってようやく劉備に合流する。 また、袁家との戦いの頃には洛陽(河南尹)の近くの河東郡にいたはずの賈逵が、早くも晩年の活躍地である淮南にいる。 素材の流用が多く、描き直された武将もイラストが良くない 前作の『三國志VII』から武将の顔CGをはじめ様々なグラフィックが使いまわされており、新鮮味に欠ける。 それまでのシリーズでも武将の顔CGの流用は見られたが、あくまで構図の流用であり、それぞれの作品にあうように作り直している。 しかし本作はほぼそのまま前作を流用している上に新規描き下ろし武将CGが少ないため、手抜き感が甚だしい。 せっかく描き直された武将も、個性的なイラストから兜を被った一般的なイラストになり個性が薄れたもの(孫堅、関平等)、ブサ面にされた徐晃、ニヤけている馬超、など前作より悪くなっている点が目立つ。 諸葛亮はコーエーの『三國志』で初めて髭のない顔グラとなったうえ指輪までつけており、個性的ではあるが微妙。 特に「孫堅」は『三國志II』以降は三国志演義で語られる赤い頭巾を被っていたが、本作では普通の兜になっている。 史実に則っても兜を被ったイメージになるのは正しいのだが、変更後のグラフィックにこれといった特徴がないため、わざわざある個性を殺してまで変更したように見えてしまう。 この傾向は『IX』でも続いたが『X』以降は原点回帰を行って赤い頭巾をかぶるようになり、以後のシリーズでも継続されている。 新武将登録時の制限 新武将の名前に一部の漢字を使おうとすると、漢字なのに「漢字かひらがなで入力してください」と貂蝉に怒られる。使用できない漢字には荀彧の「彧」・程昱の「昱」・鄧艾の「鄧」など、既存武将に使われている漢字も含まれている。 これらの文字が環境依存文字だからなのかもしれないが、その割には既存武将には平然と使われている(*24)。 既存武将及び登録済み新武将と同姓同名の新武将を作ろうとすると貂蝉に怒られる。よって、同姓同名の既存武将がいる袁術軍の李豊は登録できない。ちなみに既存武将の李豊は2人いる。 新武将の相性値をパワーアップキットの武将編集で変更していても、親と同じ相性値に変えられてしまう。例えば呉の韓当の息子で魏に寝返った韓綜を魏寄りの相性値で登録しても、呉寄りの相性値になってしまう。ちなみに袁紹と袁譚のように親子で相性値の異なる既存武将は多数いる。 上記2つは有志の作った非公式ツールでなんとかなるが、こればかりは新規プレイの度にゲーム中の武将編集で設定し直さなくてはいけない。 このように、既存武将ではできるのに新武将ではできない事が多い。 Win版とコンシューマ版でいくつかの用語が異なっており、Win版ユーザーとコンシューマ版ユーザーの交流時に齟齬が生じやすい。 例として「軍団長」はコンシューマ版では「都督」になっている。 総評 結婚や義兄弟、仇敵といった要素の追加、条件次第で武将との面会が容易でなくなる等で、人間関係に深みが増しており、全武将プレイ関連は前作より進化している。 戦法や悪名など見所のあるシステムは見られ、いくつかの要素は以後のシリーズでも定番として採用されるほどのものだが、全体的に不満点が目立つ形となり、練り込み不足といえる。 同シリーズの他作品、特に前後の『VII』や『IX』と比べると見劣りすると言えよう。 余談 軍議のBGMがホルストの「火星」である。 Win版は通常のCD-ROM版の他にDVD-ROM版も発売され、ファンクラブ会員のみダウンロードできる追加シナリオが最初から入っている。 2012年7月12日に発売されたPSP版コーエーテクモ定番シリーズでは、誤って『VII』のデータが入ったソフトが販売されてしまい、交換が行われた。 その後の展開 2023年9月14日に本作のリメイク『三國志8 Remake』が発表された。ナンバリングの表記はローマ数字から英数字に変更される模様。 対応機種はPS5/PS4/Switch/Win(Steam)で、2024年の発売が予定されている。
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